貯蓄を増やす第一歩は固定費を減らすことから
貯蓄なしでこれまで何とかやってくれた家庭も、今後は収入が減る可能性も考えられます。
「コロナ禍で収入が減った」と回答した人の割合は5割と言う調査結果もあります。
あなたの家計でも実感できる数字ではないでしょうか。
自転車操業のように、毎月の収入で何とか支出を補ってくれた家庭も、今後は厳しくなるかもしれません。
20代だけでなく40代でも貯蓄なしは多い
金融広報中央委員会の家計の金融行動に関する世論調査によれば、世代別の貯蓄0の割合は、40代でも貯蓄ゼロの割合は4割以上にも及ぶそうです。
コロナ禍で収入が減った家庭は半数近く
新型コロナウィルスの感染拡大をきっかけに、収入が減ったと回答した人の割合は46%にものぼると言う調査結果もあります。
「今後減る可能性がある」も含めると7割以上にも及び、勤労収入が減少する可能性は非常に高い。
年代によって差はあるものの、単身世帯だと貯蓄をまったくしていない人の割合は4割以上もいるそうです。
貯蓄をしたい、貯蓄を増やしたいと考えたときには、「収入自体を増やす」か「支出を減らす」かのどちらかしかありません。
特に自分でコントロールしやすいのは、支出を減らすこと
支出といっても毎月金額が変わる変動費と、毎月一定の固定費に分かれます。
固定費であれば、いちど削減してしまえば節約効果がずっと継続します。
そのため、最初は毎月かかるスマホ料金や保険料を節約できないか考えてみましょう。